絶対に負けないという気持ちを持ち続けることが大事!

とあるマンションの管理組合理事長さんの体調が思わしくないとの連絡をいただき入院された病院へお見舞いに行ってきました。

病名を聞いてビックリしました。癌とのこと。
確かに最近顔色が悪いかなと思ってはいたのですが…

でもお見舞いに行ったらご本人はベットの上でニコニコしていらっしゃいます。
「本当に癌なんですか?」と問いただすほど健康な人と何ら変わらない表情をしていらっしゃいます。

普通は癌と宣告されると“もう駄目かも”という気持ちが強くなり物事を悲観的にとらえがちになると思うのですが、この理事長さんは全然違います。

「医者から病名を告げられたけど、俺にはまだやり残したことがあるのでこんなところで死んでられないんだよ!」とすごい気迫でこちらが圧倒されてしまいました。

聞くと同じ部屋に他に3人の方が入院されていて、皆さん同じ病気だそうですがこの理事長さん、毎日他の3人に頑張れと励ましていらっしゃるのだそうです。

何故ここまで強い気持ちを持てるのか?不思議に思い聞いてみるととある宗教をしていらっしゃるそうでそれが負けない勇気を生み出すのだと断言しておられました。

ここで私の知人の医者が以前に話していた内容をふと思い出しました。
癌と心の関係に関する研究報告の中で癌と闘うためのポイントとして・癌=死と思わない。・担当医と信頼関係を築く。・相談できる身近な人を持つ。・宗教的拠り所を求める。−が挙げられているとのこと。

病人とは思えないくらい前向きに毎日を歩んでおられる理事長さん、私には彼が“どんな難局に陥ろうとも負けない気持ちを持ち続ける勇気があれば乗り越えていける”そのお手本を示して下さっているように見えたのでした。

自分もちっぽけなことでくよくよせず、もっと頑張らねばと勇気をもらいました。

裁判所に出廷してきました。

 先日過去に務めていた管理会社から連絡がありました。当時自分が担当していたマンションで管理費滞納問題で裁判することになったので当時の経緯等を是非とも証人出廷してほしいと言われました。
 その管理会社には十数年お世話になっっていたので快く承諾し東京地裁へ出廷してきました。
 結局自分が知っている当時の経緯を発言した後、管理費滞納者側の弁護士が和解条項を持ち出してきたのでどうも結審しそうな感じでした。
 私も仕事柄、管理費の滞納問題で裁判を傍聴することが多いですが証人出廷は初めてでしたのでとても貴重な経験をさせて頂いたと思っています。
 

とある管理組合様からお悩みごとの問い合わせがありました。

そのマンションは居住用マンションなのに区分所有者が許可無く部屋を改造してトランクルームを作って貸し出しを始めたそうです。

管理組合役員さんが気付きそのオーナーと話し合いを持ったのですが埒が明かず、管理会社へ連絡したそうです。

勿論許可無く改造工事をしたこと、規約違反(居住用だから商売は×)であることなど部屋のオーナーの行為は許されるものではないのですが、それ以上にこのことを連絡しても何の対応もしてくれない管理会社に役員さんはおかんむりのようです。

管理会社に本件の解決をお願いしてるわけではなく、オーナーと管理組合の間に入って例えば連絡のやり取りや話し合いのセッティングなどを取り持ってくれるようお願いしているだけなのにそれすらしてくれないそうです。

今までも管理会社にお願いしてもなかなか思うように動いてくれず、時間だけが無駄に過ぎてしまうことが多々あったようで、管理会社を解約することも頭に入れて相談をしに来られました。

管理会社の悪口を言うつもりはありませんが、私のところに相談に来る管理組合さんはたいてい管理会社への不満を口にされます。

勿論管理委託契約書に書かれていないことを管理会社に頼んでいる訳ではないそうですが対応にスピーディーさが見られなかったり、未対応だったりもあるそうで…

杓子定規で物を言えば債務不履行で管理会社に物申すことも可能だったりするわけで、管理組合さんがどこまで望まれるのかをこれから打ち合わせしていくこととなりました。

以前に管理会社を変更したマンション管理組合さんのお手伝いをしたことがありますが、変更された(解約を食らった)管理会社さんは当初管理組合さんに「会社を変えられるものならどうぞ」と言い放ったそうです。結局管理組合自身で管理会社を変更することなどできるわけないと高をくくっていたようです。

そういう意味では管理組合をサポートするマンション管理士という国家資格が誕生したことは管理組合さんにとってとても大きいことであると言えるのでしょう。

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横浜市瀬谷区のマンション管理相談会に出席しました。

6日の日曜日に開催しました。
(毎月第一日曜日に開催しています。)

今回は4組合・6名の方が参加されました。


マンション毎にそれぞれ抱えておられる問題は違いますがこういう場で情報交換することがいかに有意義であるかを毎回感じます。


輪番制で回ってきた理事長さんも一体何から始めれば良いのか、結構戸惑われていらっしゃいます。


我々マンション管理士の存在意義は大きいのだなぁと感じつつ今回も一生懸命対応させて頂きました。


瀬谷区マンション管理組合サポート事業<
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