絶対に負けないという気持ちを持ち続けることが大事!

とあるマンションの管理組合理事長さんの体調が思わしくないとの連絡をいただき入院された病院へお見舞いに行ってきました。

病名を聞いてビックリしました。癌とのこと。
確かに最近顔色が悪いかなと思ってはいたのですが…

でもお見舞いに行ったらご本人はベットの上でニコニコしていらっしゃいます。
「本当に癌なんですか?」と問いただすほど健康な人と何ら変わらない表情をしていらっしゃいます。

普通は癌と宣告されると“もう駄目かも”という気持ちが強くなり物事を悲観的にとらえがちになると思うのですが、この理事長さんは全然違います。

「医者から病名を告げられたけど、俺にはまだやり残したことがあるのでこんなところで死んでられないんだよ!」とすごい気迫でこちらが圧倒されてしまいました。

聞くと同じ部屋に他に3人の方が入院されていて、皆さん同じ病気だそうですがこの理事長さん、毎日他の3人に頑張れと励ましていらっしゃるのだそうです。

何故ここまで強い気持ちを持てるのか?不思議に思い聞いてみるととある宗教をしていらっしゃるそうでそれが負けない勇気を生み出すのだと断言しておられました。

ここで私の知人の医者が以前に話していた内容をふと思い出しました。
癌と心の関係に関する研究報告の中で癌と闘うためのポイントとして・癌=死と思わない。・担当医と信頼関係を築く。・相談できる身近な人を持つ。・宗教的拠り所を求める。−が挙げられているとのこと。

病人とは思えないくらい前向きに毎日を歩んでおられる理事長さん、私には彼が“どんな難局に陥ろうとも負けない気持ちを持ち続ける勇気があれば乗り越えていける”そのお手本を示して下さっているように見えたのでした。

自分もちっぽけなことでくよくよせず、もっと頑張らねばと勇気をもらいました。